国道105号 旧岩瀬橋跡

本荘から大曲、角館を経て鷹巣へ至る、国道105号線。
その途中、中仙町と角館町を隔てる玉川の流れ。
かつてここに架かっていた岩瀬橋は、大型車は勿論のこと普通車でも交差困難なほど道が狭く、観光シーズンや冬期間はしばしば渋滞ポイントになっていた。

1999年4月、上流側への新橋の開通を受け、旧橋は閉鎖されそしてあえなく解体された。

残念ながら旧橋現役当時の写真は残っていないが、わずかに残るその面影を追った。

※ 以下は2003年5月26日の状況であり、現在の状況は確認していません。



  1)北側(角館町)袂跡

   ここは、かつて信号機付きのT字路であったと記憶している。
   今その面影を伝えるのは、忘れられたように残る青看のみ。
   そして、真新しいガードレールと、屈曲を意味する「>>>」の反射板が否応なしに現実を感じさせる。



  2)南側(中仙町)袂跡

   対岸から角館町方向を望む。

   役目を終えて早4年、河川敷には橋脚の跡も無く...

   写真には写っていないが、下流(左)側のJR田沢湖線鉄橋も、秋田新幹線開通とともに近代的なコンクリート橋に
   架け替えられ、辺りの風景は一変してしまった。









  3)立ち木

   上の2)から振り返ってすぐの交差点。
   左手に、秋田県道11号線(角館六郷線)が分岐していた。
   ここも信号のある交差点であったが、新橋開通とともに県道も南側に付け替えられた。

   道の真ん中に立ってみると、その狭さが実感できる。
   交差点に張り付くように民家が立ち並んでいるが、車は愚か人影も無く、寂しい感じさえする。
   道端の立ち木は、そんな移り変わりを見守ってきたのだろうか?



  4)閑散

   さらに南下して、現道との分岐点。
   左写真、現道が正面(中仙町、大曲市方向)から左手(角館町)方向へ通じる。
   右写真、旧道角館町方向。


   できれば橋があるうちに撮っておきたかったが、もはや叶わぬ夢...

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送