国道13号旧道部

その3) 秋田県西仙北町〜秋田県秋田市

  48) 西仙北町刈和野

   旧羽州街道、そして二昔前の国道13号線の道筋。いわば旧旧道。

   これに取って代わったものの、数年前に現役を退いた旧道は西側(左手)に、そして数年前に
  開通したバイパスが、右から中央奥に向かって走るJR奥羽線・秋田新幹線の高架橋の向こう側を通る。









  49) 西仙北町刈和野

   こちらは48)に続く道筋。

   古い民家や商店が立ち並ぶ。

   恒例の小正月のお祭り、刈和野の大綱引きは、この道路で行われる。


   突当りで、T字路となって旧国道に合流。






  50) 西仙北町三条川原〜刈和野

   ここは平成13年秋にバイパスが完成し旧道化。
   新型の距離標が、未だに100m毎に存在している。

   平成14年完成した西仙北インターには、バイパスからこの旧道に曲がってから、
  さらに県道10号線(刈和野橋)へ曲がってアプローチ
する。








  51) 協和町高寺

   50)でも紹介した刈和野バイパスは、神岡町から西仙北町を経由して協和町まで、
  3つの町にわたって続いている。

   その協和町側の終点で見つけた、福島からの距離標。
   左奥が旧道の距離標。
   右手前がバイパス経由の距離標。

   バイパス経由のほうが若干距離が長いのは、引き算すれば分かることであるが、
  そもそも古いほうも未だに残っている。





  52) 協和町峰吉川

   峰吉川の旧道、桜並木。

   この付近は、かなり前にその役目を終えているようで、現役だった頃の面影は見当たらない。












  53) 協和町峰吉川

   JR奥羽線の峰吉川駅入口付近から、国道13号線は大きく右へカーブしていく。
   そして、上淀川橋まで登坂車線を伴なった山登り・下りが始まる。

   その近代的で快適な峠道から外れて、奥羽線の線路沿いに通る狭い山道がある。
   あくまでも仮説であるが、これが13号線のかつての姿では?








   54) 協和町境

   上淀川橋から、現道はJR線の東側を通過しているが、現在県道176号線となっている境の街中を通る道路が、旧道だったようである。

   JRの線路を踏切(!)で渡り、唐松神社前を通って行く。

   秋田方で現道に合流する間際、桜並木が見られる。

   (写真無しにつきご容赦願いたい)




  55) 河辺町

   54)の後、もう1組の登坂車線付の山登りを終えて、その道筋が
  JR線と交差するポイント。
   現道は上り勾配の跨線橋でかわしていく。

   しかし、現存しないものの、旧道はここを踏切で渡っていたようである。








  56) 河辺町前田〜秋田市上北手古野

   ここには、つい数年前まで「和田トンネル」があった。
   (現役当時、延長100m、幅8m、高さ4.5m、昭和36年竣功)

   幽霊が出る?スポットとしても悪名高いところであったが、
   道路の拡幅と直線化工事により、その生涯を閉じることになった。

   幽霊は成仏したのか、それともまだ何処かをさまよっているのか...?







 トンネルの跡地福島
 方向を望む。













   今度は同じ場所から秋田方向。

   法面の間のカーブを抜けると、現道に合流、さらに秋田自動車道秋田南IC。

   高速のICのすぐそばに、カーブつきのトンネルはそぐわなかったようである。










  57) 秋田市御所野〜横山〜仁井田栄町

   56)の少し手前から、秋田市方向は終点の茨島交差点まで、延々約12kmに
   渡って、片側2車線への拡幅工事が完了した。
   そのほとんどはバイパス化され、結果、片側1車線の旧道のうちかなりの距離が
   市道として残ることになった。

   御所野十字路で右折、現道と分かれ横山方向へ。
   県道41号線(通称秋田昭和線)と平面交差した後、左にカーブして、現在も利用
   されている目長田跨線橋へと向かっていたのは平成?年まで。

   しかし目長田跨線橋ができる以前は、跨線橋より北側に奥羽線の踏切があった
   ようである。
   写真は踏切跡を望む。



   踏切があったと思われる所。













  

   同じ所を福島方向。

 左の写真で写っていた看板の
 アップ。

 ちなみに周囲には踏切は無し。

 とすれば、踏切はやはりこの
 草むらの中に埋もれているの
 だろうか?(笑)








  58) 秋田市牛島

   起点福島市から、JR奥羽線と寄り添うようにして駆け抜けてきた旧羽州街道、そして国道13号線。
   その道筋が、ここで初めてJR羽越線と出会う。
   終点は程近い。

   現道は、すぐ左手側を牛島跨線橋で通過。








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