横荘鉄道(羽後鉄道、羽後交通)横荘線
その4)二井山トンネル西坑口(2002年12月)
エントリー口から、車を少し走らせて、砂利道は乗り入れたくないのでそこで車を置いて、
5分ほど歩いて反対側に移動。
こういうとき車は便利。(^_^
同じ地点、老方方(トンネルと反対方向)を望む。
こっちは舗装されている。
少し歩いてみると、廃線跡独特の緩やかなカーブ。
ここまでの砂利道を気にしなければ、この方向へは車の乗り入れが可能か?
では、本題のトンネル方向へ向かって接近する。
ここは、日当たりが良いらしく、雪もなく歩きやすい。
小さな橋を渡って、薮の中に入って行くような気配。
足元の様子が急変した!
少し人為的とも思えるほどに、枯れ枝?が横たわり、その上に雪が解け残り、滑って
非常に歩きにくい!
東側同様、顔に迫る枯れ枝を払い除け、直径20cm前後もの枯れ木(丸太?)を跨ぎ、
ぬかるむ地面に難渋しながらも進むと、
同じように前方に黒い物体が。
枯れ枝にピントが合ってしまっているが、まさしくトンネル。
足元はもう泥沼... ブーツが脱げそう。
こっちのガードレールは健在であるが、今の季節はご覧のように枯れ木が、積雪期は雪が、
夏秋は生い茂る草木が行く手を阻み、存在意義はほとんどないと思う。(笑)
ガードレール以外は、東側とほとんど同じような光景。
ガードレールは、近づいて見ると支柱が曲がっていて、近々倒壊しそうである。(笑)
足元に最深の注意を払いながら、接近。
枯れ枝の間から、中を覗く。
やっと、枯れ枝のないクリアな映像をお届けできた。(笑)
小規模ながら、内部の土砂崩れ。
このトンネルは、その長さ以上に、カーブしているがために、出口(反対側)が見えないようである。
内部への侵入は危険そうである。
この写真だけパッと見ると、なんだこんな田圃道なんか
撮って!とおっしゃるであろう。
蛇足であるが、このコーナー最初の位置の写真を少し
横道から撮ってみる。
横荘線跡をあちこち撮り歩いたが、私的にはここがベスト
ポイントと思う。
2002年9月、SLがJR北上線を走ったが、仮に横荘線が今も
現役であれば、私はきっとここで汽車の写真を撮るだろう。
今にも汽車が、トンネルを出てこちらに向かって
走ってくるような気がしませんか?
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